ヘッドライトやエアコン、ファンモーターなどの電気消費量が多い回路の故障で時々あるのが、ヒューズの劣化。これは、大きな電気が流れる事によって、「電気の流れの悪い部分=ヒューズ」が熱を持ちます。この状態が長時間続くと、ヒューズの樹脂部分が溶けたり、ヒューズの端子が刺さっている部分の電気抵抗が増えたりして、電装部品が正常に働かないことがあります。
点検時、電気テスターで調べると、電気が来ているように表示されますが、実際は電装品を動かすことができるだけの電流を流すことが出来ません。
ヒューズボックスが溶けたりした場合は、破損個所をバイパスさせて、新設のヒューズボックスを取り付けることが一般的な修理方法です。
新しい車の場合は、ヒューズボックスASSYを交換することが多いと思われます。
(新しいうちはこのような故障は皆無ですが・・・)