最近の自動車に多く使用されているもので、「4極カプラー」タイプのリレーがあります。
各メーカーによって、形状、大きさが異なりますが、端子(俗に言う、足)の部分はコイル、接点ともに同じ配置で、他の車でも流用が利く場合があります。
このリレー、ホーンやファンモーター、ヘッドライト等々、多くの用途で使用されています。多くの用途の中で、よく故障するのは、エアコンのマグネットクラッチに使用されている場合です。原因はよくわかりません。リレーの接点を流れる電流は3A程度でそれほど大きくありません。ON/OFFを繰り返す回数が他の用途よりも多いからかもしれません。
マグネットクラッチに行くリレーが故障すると、トヨタ車ではエアコンスイッチのランプが点滅したりします。一般的にはファンは回るのに冷風が出ない症状になります。
画像は、リレーのカバーを外しています。丸の中が接触不良になって電気が流れにくくなっています。
エアコンリレーは何種類も在庫しております。運がよければ、すぐに修理できます。