マツダスクラムのエアコン修理依頼。
GSでガス補充を依頼したら「ガスが入らない」といわれたとのこと。
点検するとコンプレッサーが作動していません。
これでは、ガスは入りません。まぁ、コンプレッサーが作動しなければ、ガスの量も計測できないわけですが。
原因はコンプレッサーを作動させる電磁コイル(マグネットクラッチ)の破損でした。
通常、エンジン回転時はプーリーだけが回っていますが、エアコンをONにすると、電磁コイルへ12Vが流れ、コンプレッサーの軸と繋がっているハブと呼ばれる部品が引っぱられて、プーリーにくっつきます。
そうすると、コンプレッサー内部が回ってガスが循環し、エアコンが効き始める仕組みです。
この部分が壊れているので、電気が来てもコンプレッサー自体は作動せず、エアコンが効かないということになります。
コンプレッサーのリビルト品との交換で修理完了です。