先日修理したキャンターのコンプレッサーを、分解してみました。
スクロールタイプのコンプレッサー内部。
プーリー部のベアリングの破損がきっかけなのでしょうか。
ベアリングに大きくガタが発生しプーリーの位置がずれた結果、
電源が入っていないのに、コンプレッサーを無理矢理回し、
プーリーのベアリングが高温になり、その熱でプーリー付近がひずみ内部破損。
といった経過が推測されます。
プーリーから距離のある部分にはにはキズや破損がない割に、コンプレッサーオイルは激しく汚れています。
スクロールタイプのコンプレッサーは、軽量小型化に優れています。
また、部品点数も少ないので、信頼性が高くなります。
ただし、部品に緻密な精度を要求します。今回のように、かなりの高温にさらされると、不具合を発生してしまいます。
暇つぶしに分解してみました。