ブルーバード・シルフィーのセルモーターの修理。
症状は、セルモーター時々回らない(エンジン始動できない)。セルモーターの回転が弱い。
新しいバッテリーが装着されていたので、最初にどこかで点検して、バッテリーを交換している様子。
「バッテリーを交換したのに、症状が変わらなかった」というケースです。充電量、配線、そしてバッテリーを診断します。原因は明らかにセルモーターっぽいので、まずは、セルモーターを降ろします。
分解するとこれだけの部品に分かれます。
ベンチテストではまだ回りました。分解してみると、原因が分かりました。
原因は内部のブラシが摩耗していることでした。
セルモーターを回転させるためにモーターのブラシに電気を送って、アマチャという部品に通電させます。
ヨークとアマチャでN極、S極が交代して回転します。うまく文章に出来ませんが、中学の理科で習ったはず。


ブラシが何らかの原因で摩耗。中の丸い部品(銅色)がアマチャ。
内部にオイルのようなものが入っていました。通常は内部は乾燥しています。ブラシ表面にオイル等が付着しますと、ブラシに異常摩耗が起きます。早く摩耗したりします。
一通りのOHを行い、オーバーランニング・クラッチ、マグネットスイッチ、ブラシ、メタル(ベアリング)の交換を行い修理完了。車に装着すると、心地よい始動音でエンジン始動します。
バッテリー交換は残念ですが不要でした。